トップ 監視システム一覧 映像火災監視システム FSDS

映像火災監視
システム FSDS

従来の火災警報装置の弱点をカバーする、
新たな監視システム。

映像から煙・炎を判断

映像から煙・炎を判断

既存の監視カメラを活用可能
小さな煙・炎も最短8秒で検知
AIに分析で火花など誤検知を除外

自動監視

自動監視

不正侵入者など異常事態の検知
24時間365日、無人で監視

複数の監視箇所も一元管理

複数の監視箇所も一元管理

解析装置1台につきカメラ4台まで接続可能
広域・屋外などもまとめて監視

映像火災解析システム
FSDSの特徴

カメラ映像で​リアルタイムに​火災を​監視。
一括管理システムで、場所・状況が​一目で​わかる。

炎・煙の​発生を​検知した際は、​パトライトなどで​即座に​警報。一括管理画面で、​火災発生場所を​即時に​特定し、​迅速に​対応が​できます。
カメラの​台数に​制限は​なく、​屋外や​大規模​空間も​まとめて​管理・監視が​可能です。
温度に​依存しない​映像解析なので、​熱源の​ある​場所でも​火災だけを​発見する​ことができます。

設置しやすいから死角を作らない

置き場所を問わない汎用カメラの映像を利用

一般には熱、煙、炎、それぞれに対応した別々の感知器があり、用途や目的に応じて複合的に組み合わせる必要があります。これらの感知器は屋外や大空間には適さず適用範囲が限られます。 FSDSでは、死角の無いよう設置されている監視カメラをの映像から、炎や煙を検出します。煙、炎の両方からのアプローチのため短時間で発報が可能。初動スピードを格段に速めることができるようになります。

火器使用・化学工場での重大事故も防止

燃焼サイクルに着目

FSDSの炎検知は自然燃焼の過程で表れる輻射振動(不安定に繰り返す揺らぎ)を検出します。そのため、安定した炎(ガスバーナーなど)を見分けて反応しません。常時火器を取り扱う場所でも火災のみを検出することが出来ます。

火災検知以外の異変も逃さない

AIによる平常・異常の見極め

2021年から新規搭載した人工知能が、火花など、本来、誤検知を起こしやすい事象を見分け排除します。 工場等、人や車の動き(外乱事象)の多い場所での正確な火災検知のために、AIが人の影や車を見分け、本来の煙検知・炎検知の感度を向上させています。
また、人が存在しないはずの時間帯を定義することで不正侵入者等の検知に応用できます。不正侵入者等の動体検知など、副次的な利用も可能です。

他製品との違い・強み

一般的な火災報知器の
弱点をカバーするFSDS

一般には熱、煙、炎、それぞれに対応した別々の検知器があり、用途や目的に応じて複合的に組み合わせる必要があります。
また、これらの検知器は屋外や大空間には適さず適用範囲が限られます。
FSDSでは、火器取り扱い場所・広域の工場・屋外でも「初期異変」を正確迅速に検知します。
次世代型監視システムが、重大事故を防ぎます。

一般的な火災報知器の種類と特徴

熱感知

感知器の周囲の温度が
上昇することで火災を感知。

強み
煙や光に影響されない
誤作動が少ない
弱み
火器使用場所での設置は不向き
屋外への設置は不向き

煙感知

煙の粒子による光やイオンの
変化を検知し感知。

強み
火災の初期(煙の時点)で素早く検知できる
煙がすぐに充満する閉鎖空間向き
弱み
煙・蒸気・ホコリが発生しやすい場所は不向き
風通しの良い場所や屋外への設置は不向き

カメラ型センサー

紫外線・赤外線などを
カメラで検知して感知。

強み
煙が出る前の「発熱」段階で検知可能
一台で広範囲を監視可能
弱み
専用カメラの​ため1台の​導入コストが​高い​
死角が​できやすい​

検知システムのしくみ

FSDSは独自開発の内部システムで火災を検知しています。

1 炎と煙の特徴を検知する

自然燃焼の炎から発生する、輻射振動(不安定な揺らぎ)を検出します。
煙は輪郭を保たない状態(非剛体)での成長、上昇、拡散のベクトルを検出します。

2 特徴を積み上げて判断し誤検知を減らす

FSDSの内部システムは、人の目が火災を判断するプロセスに近い形で火災の特徴を積み上げ、しきい値を超えた場合に発報します。火災の特徴量がしきい値を超えれば発報、継続性を見せなければ誤検知であるという判断をします。

炎検知の流れ

炎の特徴が継続して発生しているかを解析し、継続性が認められた場合に最短約8秒で警報発報に至ります。 炎を検知し、その初動(最初の検知)から火災と確定するまで一定時間継続的に解析した結果、炎の特徴が継続しているかを総合的に判断します。 蓄積時間は標準で10 秒、 15 秒、 20 秒、 30 秒の設定変更が可能です。

  • [1]~2秒:炎から初動を察知
  • [2]~7秒:火災かどうかの解析
  • [3]警報

煙検知の流れ

煙の上昇や拡散などを捉えて煙と認識しています。煙の特徴が継続して発生しているかを解析し、継続性が認められた場合に警報を発報します。連続して煙の特徴を検知した場合、初動(最初の煙検知)から最短約8秒で警報発報に至ります。一方で煙の特徴が断続的な場合、その断続性の度合いにより警報発報までの時間は順延されます。

  • [1]~2秒:煙の目視確認
  • [2]~4秒:初動検知
  • [3]~8秒:火災かどうかの解析
  • [4]警報

導入イメージ

FSDSは監視エリアの条件ごとにカメラ台数や本体ラックの設置、パラメーターの調整等を行います。
カメラは汎用的なものを使用可能なため、ご状況に応じて柔軟な設置をご提案可能です。

システム設置イメージ

以下の図は、FSDSの最小単位でのシステムイメージです。1システムにつきカメラ4台まで接続可能です。
さらに広いエリアを監視する場合にも、一括管理システムで、複数システムを一元的に管理します。

システム経路図

カメラ位置と監視範囲

カメラの映像内のすべてが監視範囲です。ただし、HD品質で10画素×10画素が、検知可能な最小のサイズです。
大規模空間の監視では複数台のカメラを設置することで死角を無くすことができます。

メンテナンスイメージ

  • カメラ映像と一括管理システム画面で、異常がないかを日々視覚的にチェックできます。
  • システムに異常があった際にも、遠隔メンテナンスが可能。すぐに対応が可能です。
case

導入事例

業種固有の発火原因の特定や、監視環境の課題解決などの事例として、
導入事例の一部をご紹介いたします。

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